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2008年03月 アーカイブ

2008年03月31日

速球勝負…華陵が得た糧大きく


<センバツ>宇野が中指出血で

大健闘ですね。これからも頑張ってほしいです。



【華陵・天理】七回裏に追加点を許し降板する華陵の先発・宇野=阪神甲子園球場で2008年3月30日、小川昌宏撮影

 ○天理(奈良)10?1華陵(山口)●(30日)

【センバツ】 30日第3試合 天理(奈良)VS華陵(山口)の試合詳細を写真で

 華陵のエース宇野の右ポケットには血がにじんでいた。雨の中、「ボールが滑らないように」とポケットのロージンバッグに何度も手をやる。その中指はツメが裂け、出血が止まらなかった。

 「ツメの影響か雨の影響か分からない」と捕手の森川は振り返ったが、明らかに変化球の引っかかりが悪くなっていた。「スライダーでカウントを稼げなかった。指の痛みも少しあった」と宇野。ツメが割れたのは慶応戦の試合前練習。この日もベンチ裏で治療を受けたが、中指を使うスライダーが決まらず、速球に頼る投球になった。

 しかし、天理打線は宇野の速球を待ち構えていた。球速は130キロ台ながら、宇野はしっかりとタメを作って重い速球を投げる。初戦では慶応を完封。「宇野君の真っすぐを打たないと攻略はできない」と天理の森川監督が話すように、甘く入った速球を次々とジャストミートした。

 天理はぬかるんだグラウンドでも足を使ってきた。「相手が動くのでストレート中心の配球になった」と森川は天理のしたたかさに舌を巻く。宇野は二回、一塁けん制ボークの後に速球を痛打されて同点とされ、五、七回にもヒットエンドランや盗塁を決められた上に連打を浴びた。8失点。七回途中でマウンドを降りた。

 「天理は一つ一つ計算された野球をやる。ウチはまだ未熟。もっと勉強してチームを磨く」と大浪監督はきっぱりと言い切った。21世紀枠出場で戦った2戦は快勝と完敗。ともに甲子園で得た糧は大きい


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